温かいコーヒーがおいしい季節になってきました。
10月1日は「コーヒーの日」です。
その理由を調べてみました。
10月1日は「コーヒー年度」のはじまりの日
コーヒーには10月1日から翌年9月30日までを一年と数える「コーヒー年度」という世界共通の区分があり、生産量や貿易の統計もこの年度でまとめられます。
つまり10月1日は、コーヒーにとって新たな一年のはじまり。
野菜や果物の「旬」のように、コーヒーにも一年のサイクルがあるのです。
産地では、ちょうど「収穫がひと区切りつく」時期
コーヒー豆の一大産地・ブラジルでは、収穫が9月末ごろにひと区切りつきます。
今年の実りを収め終えた、まっさらな一年のスタートが、ちょうどコーヒー年度の初めと重なるのです。
日本では、秋から冬にコーヒーが飲まれる季節
日本では秋から冬にかけてコーヒーの需要が高まります。
だからこそ1983年、全日本コーヒー協会が「コーヒー年度のはじまりで、需要が高まる季節の初め」の10月1日を「コーヒーの日」に制定しました。
産地の収穫サイクルと、日本でコーヒーがおいしい季節。
この二つが重なったのが10月1日です。
その後、「コーヒーの日」は世界的な記念日への歩みを進め、2015年には国際コーヒー機関(ICO)が「国際コーヒーの日」を制定しました。
さらに2026年3月10日には、国連総会が「国際コーヒーデー」と定める決議を採択。
10月1日は国連の記念日「国際デー」の仲間入りを果たし、名実ともに世界共通の日になりました。
コーヒーひとつの背後には、産地で働く何百万人の一年があります。
国連の決議も、コーヒーに関わるすべての人々を思い、「公正で持続可能なコーヒーの世界」の実現を呼びかけています。
だからこそ私たちは、一杯一杯を、手間を惜しまず丁寧に焙煎したいと考えています。
今年の10月1日は、一杯のコーヒーと、その裏側にある産地の一年に思いを馳せながら、過ごしてみませんか。