NAGI COFFEEではおなじみの「ブラジル サントスNo.2」。
スッキリとした苦みのある味わいです。
No.2ではなくて、No.1を仕入れればよいのに、、、と思ってしまいますが、実は「ブラジル サントスNo.1」は存在しません。
コーヒー豆の格付け
コーヒー豆の名前は、生産国や農園の名前に由来することが多いのですが、そこに各国のコーヒー豆の格付けがされます。
この格付けは各国のコーヒー豆の生産される環境により内容が変わります。
例えば、こちらもNAGI COFFEEでおなじみ「コロンビア スプレモ」。
この「スプレモ」という言葉も、コーヒーの格付けです。
コロンビアでは、コーヒー豆の大きさ(スクリーンサイズ)により格付けされています。
・スプレモ(Supremo)スクリーン17〜18
・エキソルソ(Excelso)スクリーン14~16
「スプレモ」の方が等級が高くなっています。
コーヒー豆の大きさではなく、コーヒー豆のとれる標高で決めている国もあります。
ブラジルに話を戻すと、「サントス」は300gの見本に混入されている欠点数により、タイプNo.2~8まで分かれています。
中でも「サントスNo.2」がもっとも上質とされています。
なぜNo.2が最上かというと、No.1という等級自体が存在しないからなのです。
豆のサイズなども関係しますが、とりわけ主要な観点として「欠点豆や異物の少なさ」で等級分けがなされており、「混入物が完全に存在しないことはあり得ない」という考えからNo.1は欠番。
よってNo.2を等級の最上級としたのです。
当店では、コーヒーの生豆を、丁寧なハンドピッキングにより雑味の原因となる欠点豆、コーヒー豆以外の混入物を取り除いてから焙煎しています。
さらに、スクリーンサイズ18以上のものを厳選。
NAGI COFFEEの「ブラジル サントスNo.2」は、丁寧なハンドピッキングによりNo.1に磨きあげられて販売しているのです。